クィーン・エリザベス  Queen Elizabeth

2009.7.11
2009.7.11

・作出国:アメリカ
・作出年:1954年
・紹介者:Lammerts
・別 名:-
・花 色:ローズ色&桃色
・花 種:大輪・八重
・樹 高:1.8m
・系 統:グランディフローラ
・咲時期:-
・基 花:-

グランディフローラの代表種
グランディフローラという新しい系統は、本種をもって確立された。
花は丸弁または半剣弁の中輪~中大輪で、最後は平咲きになる。
花色はつぼみのとき、柔らかいサーモン色を帯びたローズ色で、開くと柔らかい桃色になる。
花径は10~11cm、花弁数は約20~25枚で、中心に小弁は少ない。
弁幅は広く、弁質は優れている。
単一または房咲きになり、次々と咲き出す。
やや甘い芳香がある。
樹高は1.8m以上に及び、株立ちは見事です。
新しい梢は赤味を帯びたブロンズ色で、トゲも同色。
花枝はつぼみが開く頃には明るい緑色で、若い枝はブロンズ色を帯びることもある。
成枝は黄褐色がかり、トゲは茶色から灰褐色になる。
古い幹は黒褐色から灰白色で、トゲも灰白色。
葉は照り葉で、先頭葉じゃ一般に楕円形です。
葉脈はハッキリして、葉緑は巻き気味になる。 夏の炎天下でも咲き続ける強健さを持っているため、初心者用、花壇用のバラとして、これ以上の物はありません。
現在の日本では、切り花用として栽培されることはほとんどないが、1960年代には切り花品種の代表格だった。
耐寒性の必要な寒冷地でも、露地またはビニルフィルム下で栽培された。 花の名前は作出された年の前年1953年に戴冠式を挙げたイギリスの女王エリザベス二世の名前にちなんでいます。
現在、エリザベス女王の住むウィンザー城の広大な芝生の周囲には数千本のクィーンエリザベスが栽培されています。
マウント・シャスタをはじめとして、数々の交雑親としても有名です。

初めて私が育てたバラがエリザベス。しかもすでに健在。

 

今の家にお引越しもとっても大変でした。が、連れてきてよかった。

我が家の南東の一等地を陣取っている。

挿し木によって増やした子供の木が、2mあけて隣に植えている。

今は、どちらが親かわからないほど立派に咲いてくれる。

苗の入手 京成バラ園芸

手間のまったくいらないほどの強健種。英国エリザベス女王の名をいただいた代表的な銘花のひとつです。樹高が高くなります。
1955年AARS受賞、他5つの国際コンクール受賞。1979年世界バラ連合殿堂入り。